2016年2月14日日曜日

布団のある部屋の夢

押入れのふすまが少し動いた気がした。
でもワタシは一人で留守番をしているはずで、
まして押入れのふすまが動くはずなんてないのだ。 

そう思うと、安心して風呂に入る。
外は良い天気だ。でも風が強そうだな。

風呂から出てくると
先ほどの押入れのふすまが開いていた。
中の布団から誰かが嬉しそうに顔を出している。
下の子どもである。

すぐに気づかれると思ったけど、けっこう大丈夫だったね。
   
何だか変な感じがしたけれど、気のせいだと思ったよ。

そんなやりとりをして、
自分だけじゃないのなら、休ませてもらおうと思い、
廊下に出て、自分の部屋にゆく。

そこは六畳ほどの和室で、すでに布団が敷いてあるのだ。
でも頭の上が縁側になっていて、
閉まっているガラス窓の外から、
あふれんばかりの日差しが部屋の中に差し込んでいるのだ。

それはもうキラキラしていて美しく、
ポカポカと暖かく、
とっても幸せな気分になる。
こんな平和な場所と時間が、
ワタシの生活にもあったんだなぁと思う。

そんな夢。

ワタシは日頃良く昼寝をしてしまうが、
自分では眠くて寝ているように思っているけれど、
実は、起きていたくなくて寝ているのかもしれないな、と
起きた瞬間おぼろげに感じたのだった。

それはまだ夢の続きだったのかもしれない。