郵送して商品が先方に届いたところで、
先方的に、思っていたものと違うということがある。
Amazonのガイドラインはあるものの、
「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」という区別なので
人によって、どうしてもイメージが異なるのだ。
今回そういう事例が発生し、返品ということになった。
正直、ガックリくるし、作業もけっこう面倒なのだ。
いや、簡単に済ませることもできる。
「では申し訳有りませんが、着払いで返品してください。
商品が無事こちらに届きましたら、返金いたします。」
でも“可”なのだろう、きっと。
でもそれじゃあ失礼である、とワタシは思った。
そこで、クサル気持ちを奮い立たせて、
むしろここぞとばかりに丁寧に対応することにしたのだ。
まず、お客様に非は無いというの大前提である。
返送作業自体、お願いしてやっていただくものである。
袋を見つけて、宛名を書いて、
場合によっては緩衝材で品物を包んで、
ポストなり郵便局なりまで持って行くのだ。
これ全部、余計な作業である。封筒代もかかる。
そこで次のように対応したのだ。
・返品依頼があったら、即返金。
→ お客様を信用している証である。
・返送用封筒をこちらで用意して発送。
→ 宛名も書いてあり、切手も貼ってある。
これでお客様的には、
返信用封筒に商品を入れて、
封をし、ポストに投函するだけである。
店側で用意した返信用封筒だから、
緩衝材が足りないかも、というような心配もいらない。
何かあればその封筒を用意した店(ワタシ)の責任だからだ。
最初の郵送代に加え、返信用の郵送代と
返信用封筒を送る際の郵送代と、
もろもろお金がかかるわけだが、
その代わりお客様には一銭も出させない。
それだって、作業を無償でお願いするわけだからね。
そうしたら、ありがたいメッセージがあった。
商品に若干のキズがあり、返品対応して頂きましたが丁寧親切な誠意ある出品者様でした。信頼の於ける方で安心してお取引頂けるお薦めの出品者様です。今後とも宜しくお願い致します。
そして、取引としては成立せず
商品を返品することになったにもかかわらず、
評価レベル5(最高点)をつけていただいたのだ。
自分で言うのも何だが、
“神対応”ができたということであろうか。
われながら良く頑張ったぞ(自画自賛劇場!)