2016年2月18日木曜日

ブラック・ウクレレKA-CEMBKが届いた!

Kamakaコンサートが1ヶ月の戦線離脱となり、
コンサートサイズで使えるのが
KA-SSTU/Cという、いわゆる“ウスレレ”か、
アンプを通さないと音が響かない
Ibanezエレアコしかなくなってしまったのだ。

そこでムクムクと

前から気になっていたウクレレが気になりだし、
思わず買ってしまったのである。

それはKA-CEMBKという格安ウクレレで、

ウスレレ”と同じKALA製の一本だ。
“エキゾチック・マホガニー”シリーズとして
いろいろな色が用意されているのだが、
新色としてブラックが出ていたのだ。
先日横浜のお店にこのソプラノサイズが飾ってあって、
とっても良い色だったので、ずっと迷っていたのだ。
   
塗りがまた良いのである。
“サテンフィニッシュ”と呼ばれる薄い塗りで、
自作か?というほどコーティングがされていないのだが、
ハナムラ楽器に遊びに行った時に
塗りは薄い方が楽器が鳴ると何度も言われたのが
ずっと頭に残っていて、
そういうモノがずっと欲しかったのだ。
  
色はブラックなのだが、
薄塗りなのでちょっとアッシュっぽく見える。
木目が薄く見えるのもナイスだし、
白のバインディングでメリハリがついて
超カッチョエエのだ。



最初に張られていた弦はAquilaのナイルガットで、

これも結構高価な弦である。
でもやっぱり黒には赤が似合うのである。

ということでナイルガットはちゃんと取っておくことにして、

Aquilaのred弦に張り替えてみた。
さらに弦高が高めだったので、
サドルを紙やすりで削って低くした。



そして、Jakomoでゲットしてあったインレイステッカーを貼り、

マイ・ブラック・ウクレレが完成したのだった。


 
音はクリアでしっかりしているし、
気になるようなフレット音痴もなさそうだし、
音がビビることもなく、フレットなどにバリもなく、
弦高が低くなって弾き易くなったし、
文句無しである。

実はウスレレ”のボディはスプルースだったので、
マホガニーという素材のコンサートは初めてなのだ。
塗りが薄いということは強度がちょっと心配であるが、
でも気をつけて取り扱うことにして、
思いっきり楽しもうと思う。

しかしここ数年でのウクレレの低価格高品質化は凄いな。
これで税込・送料込みで12,090円ですから。

ちなみになぜブラックが好きかというと、
King Crimsonのロバート・フリップが使用している
黒いレスポールを思い起こさせるからである。