中国やスペインなどでは、
皿に盛られた料理を少し残さないと、
足りなかったのかと思われてしまうと聞いたことがあるが、
そう言うことではなく、ワタシは、
料理をちょっと残して終わるのが好きみたいである。
な〜こと一緒に鍋をつついたりしていて、
な〜こに指摘されてわかったのだ。
「あとはもんちゃんの分ね」
と言われても、少し残すことが多いのだ。
でも特にな〜こと食べる時に、そうなる気がするな。
「もんちゃんに野菜を食べさせる係だから」
と言って、な〜こがたくさん取り分けてくれるので、
後は食べてねって気になってしまうのかと思った。
ある意味、遠慮なんだけれども、
もともとの量が多いから、決して我慢ではない。
でも、な〜こに
「これより量を減らしても、やっぱりもんちゃんは
最後ちょっと残してごちそうさまするんだよ、きっと」
と言われて、確かに!と納得してしまったのだ。
つまり、少し残ったあたりで
お腹がいっぱいになる〝仕組み〟になっているみたいなのだ。
だから単純に遠慮のカタマリみたいなものとも違うのである。
どうなっているんだろうワタシは?
目で食べているのか?
それとは別に、
お茶とかコーヒーも、ちょこっと残す癖がある。
これは、おかわりする時に一口ご飯を茶碗に残すのと似ていて、
(まだ終わっていない)と思っていたいからだと思う。
喫茶店などに居座る時にやる手である。
きっと自宅にいても
お茶やコーヒーを飲むゆったりした時間が、
まだ続いているんだと、思いたいんだろうな。
結局冷めて捨てちゃったりするんだけどね。