2016年3月7日月曜日

「きらの里」里山温泉の旅

半年ぶりの温泉旅行に一泊で行ってきたのだ。
場所は「伊豆高原駅」に近い「きらの里」。
里山の中に宿が点在するユニークな温泉宿だ。

でも天気予報的には両日とも雨模様。
それでも初日はそこそこ日も差す感じだったので、
伊東で電車を降りてバスに乗り、
「ぐらんぱる公園」のジップラインを体験することにした。

その前に「まるげん」で昼食。

な〜こは超ローカルフードと書かれた“うずわ定食”
ワタシは海鮮丼を美味しくいただく。



そしてローカルバスで「ぐらんぱる公園」へ……
と思ったら、路線を間違えて「ぐらんぱる公園」は
通らないことが判明し、
急遽懐かしの「大室山」へ行くことにした。

「大室山」は人工物のようにきれいなお椀型をした休火山だが、
“お鉢巡り”と言って、噴火口を周回できるのも楽しく、
さらに、ここは最近楽しさに目覚めたリフトがあるのだ。



お天気が少し怪しくなってきたが、
まだ雨は降らなかったので、一気に山頂へ。
リフトの急勾配ぶりにワクワクである。



春の行事である「山焼き」を終えたところなので、
全体が黒くて焦げ臭いこともあって、
以前夏に来た時とは別物のようなワイルドさだ。

さらにお天気が悪いせいか、
天空に続く一本道が妙に殺伐としていて
黄泉の国にでも続いているみたいな感じなのだ。
手すりもないので、どちら側に転んでも
ゴロゴロと下まで落ちるデンジャラスぶりも凄い。



するといきなりガスってきて、天気が急変。雨が降り出した。
かろうじて山頂を一周し終わったあたりで、土砂降りだ。
でもしばらく止むのを待って無事山麓へ戻れた。

この雨では
「ぐらんぱる公園」に行っていたら何もできなかっただろうし、
もう少しタイミングが違えば、
ここでもリフトにも乗れなかっただろう。
な〜こと一緒だと良くあるのだが、
今回もギリギリセーフのラッキーな旅である。

そのあと「きらの里」へ。
宿に着いてから雨脚が強くなり、翌日も雨だったので、
夜に少しお散歩しただけで、写真が取れなかったが、
里山の風景も、お部屋も、お食事も、温泉も
どれも超満足なお宿であった。

と言うことで

別世界を味わった一泊二日の旅で、
心身ともに元気になれた。
な〜こと一緒だと、
悪天候になっても、トラブルに遭遇しても、
それもまた旅の楽しみだと思えるのだ。
すごいことだな、
いつものことだけど。