2012年8月22日水曜日

今日は国営昭和記念公園を独り散歩

以前通っていたウクレレ教室で
毎年4月末の「昭和の日」に
青空ウクレレパーティーが
この公園で催されていたのだ

それを午前中だけで中座させてもらって
昼からにゃ〜ことデートをしていた
今日までパッと思い浮かばなかったくらいだから
それほど強烈な場所ではないだろうと
タカをくくっていたのだが
実際はさにあらず…
歩き始めたらもう胸が締めつけられて
大変だったのである

もう入口からダメであった
入口の中側で立っているにゃ〜こが
どうしても目に浮かんじゃうのだ

  
とにかく広い公園なので
入口で待ち合わせてパーティーとは別の方向へ歩いた
だから毎年同じようなルートを散歩することになる


左隅に見える橋の手前のこの芝生で
にゃ〜こが用意してくれたお昼を食べたっけ
目の前を下るとサイクリングコースの
サークル(円)が見えた

草花には超ウトいわたしが付焼き刃の知識で

「あれがハナミズキだよ〜」

って自慢げににゃ〜こに説明したのを思い出す
『えらそ〜に』って言っていいよ…にゃ〜こ
もう遅いか…


日本庭園にも毎年入った
いつもどこかの改修工事をしてたっけ
春の景色と夏の景色は随分と違ってたけど
やっぱり岩の上にカメがいたのだった


「にゃ〜こ、カメ、カメ」
  
「本当だ、こんなに暑くても岩に乗るんだねぇ。
 春よりは数少ないけどね。」

にゃ〜この声が聞こえる

その次に向ったのは「こもれびの丘」
ちょっとした山歩き気分を味わえる場所だ
また今日は陽射しが強いので
木漏れ日のコントラストがきれいなのだ


そしてこの丘を越えると「花の丘(コスモスの丘)」である
今は一面何もない丘陵である


「あの木のところに、前はログハウスみたいなのがあったよね?」
「うんあった、でもなくなっちゃったんだね。」

ウクレレ教室を去年いっぱいで止めたので
今年の4月にはウクレレパーティーには参加できず
この公園デートもできなかったのだ
公園デートだけでもすれば良かったね…
楽しみにしてたのに…ごめんねにゃ〜こ

ご飯を食べたあたりに戻ってくる
すぐ近くには広大な菜の花畑があったのだが
今は畑地を整備していて
スプリンクラーで水が巻かれていた
これもこれで夏らしい風景だな


帰り道で橋の欄干で風に吹かれて立ち往生している
カマキリくんを発見した


またまたにゃ〜この声が聞こえる

「おっ!カマキリ、こんなに近くで見るの久しぶり〜!
 もんちゃん、写真撮っといてね!
 こっちから撮った方が良くない?」

お〜…ちゃんと撮ったよ〜…
でも…もう渡せないけど…

自然の風景は季節が違うとガラリと趣きが異なる
だから花々が咲いていた春のイメージは残っていないんだけど
もう懐かしくて懐かしくて
切ない思いがこみ上げてきて困った
ここもとても大切な思い出の場所だったのだ

後は箱根と京都に行けたらいいなぁ
でも本当はにゃ〜こともう一度


こうやっていろいろな場所を訪ね歩きたかったな

センチメンタル・ジャーニーはまだ終らないのである