挿絵がついた絵本と呼んでよいものが原書である。
だからページ数はとても少ない。
そこで価格は100円である。
でも図版をきれいに取り出して、
邦訳をはさみながらレイアウトするのは
やっぱりけっこう手がかかった。
さらに今回は、
七五調で行数を合わせた<詩>と
散文で内容をもらさず訳した<ものがたり>と
二種類の訳文を載せ、
それぞれに
ジェシー・ウィルコックス・スミスと
フェリックス・オクラヴィウス・カー・ダーレイという
二人の挿絵を配してある。
けっこう手間暇かかっていながら、
でも「ハイジ」とかボロボロになりながら翻訳して
価格が200円だっていうのも考え合わせれば、
100円でよいであろうと思う。
それ以下だと逆にきちんとした書籍だと
思ってもらえなくなりそうな気がするし。
ということで、「ハイジ」から約十日で仕上げた
第8弾を本日申請、ただいま許可待ちである。
さて、今回はすんなり販売までいけるかな。
これが最終的に使った表紙である