いまだに心身ともにこんな状態だというのは
実に困ったものだが、
それでもその度に必ず復活はするのだ。
体調も気分も、下がった後にはちゃんと上がってくれる。
やっと頭痛がおさまったところで
まだ、底をついたか、っていうところだけど、
グビグビ酒を飲むみたいな無茶をしなければ
取り敢えず明日は安定するはずである。
不調になったときほど
な〜このありがたみが良くわかる。
今すぐそばにいなくても
な〜こがいてくれると思うと楽になる。
インタビュー番組が好きなのだが、
いろいろな人生観とか
年齢相応の心の持ちようみたいな話を聞いても、
確かに面白いんだけれども
今ひとつ自分のみに引き寄せることができないのだ。
何かが自分とは決定的に違う感じがする。
それは自分への自信、
自分の安定感への自信があるかないか、
じゃないかと思うのだ。
誰だって自分にそれほど自信があるわけじゃないよ、
この先どうなるかなんて、誰にだってわからないんだし、
というようなこととはちょっと違う。
もっと奥深いところで、
自分はここに存在しているんだとか、
死ぬまではちゃんと生き続けるんだというような
「基本」というか「土台」というかが、
安定しているかどうかなのである。
無条件の大前提にできるラインが違うのだ。
ワタシはどうやら、そこが大分不安定なのだ。
昔はワタシにも無根拠な自信が確かにあった。
どんな苦労も、知恵と工夫と気合いで
なんとか乗り越えられると思っていた。
いつでも明るく前向きでいられると思っていたのだ。
それが今は違う。
でもな〜こと一緒にいる時は安定するのだ。
昔の自分に戻れるということではなくて、
そんなことをいちいち考えなくても
当たり前のように平和でいられるのである。
な〜こ以外には、他の誰にもできないことである。