2015年10月12日月曜日

仕事に行けなくなる夢

やっと連休に入ったのだ
待ちに待った三連休である。

どうにかこうにか、たどりついたのだ。
辛さに耐えて耐えて、どうにか耐え抜いたのだ。

そして、あぁもう仕事に行かなくて良いんだ、と思う。

いや、最初からそのつもりで
この連休を目指していたわけではない。
とにかくこの三連休目指してがんばろうとしていた。
それだけだった。

でもいざ、三連休に突入すると、
もうその先、職場に復帰することなど考えられなくなった。
どうあがいても無理である。
ワタシにはもう力がなくなってしまったのだ。
  
そこに、職場の養護教諭の先生から電話が来る。

いろいろ大変な生徒が多い学校であるから、
養護教諭の先生との情報交換は欠かせないし、
それによってワタシ的にも、
一人で立ち向かうのではなく
チームで対応しているという安心感や
気持ちの支えや
立ち向かう意欲を
得ることができるのだ。

だから、頻繁にやり取りはしていたのだが、
今回は、たまたま間違えて電話してしまったのだった。
「あっ」と思ってすぐ切ったけれど
先方には一瞬繋がってワタシの記録が残ったのだろう。
その返事の電話だと思うのだ。

でも今はもう電話には出られない。
ワタシを放っておいてくれとか、
ワタシを追い詰めないでくれとか
そういう気分ではなく、
ああ、申し訳ないけれどワタシはもう
二度とその職場には行かないのです、というような
冷めた感じでいるのである。

というような夢。

けっこう適応障害になった最初の頃の
自分でも驚くほど一気に
支えが何もなくなったような気持ちが
再現されている夢であった。

思えばそれは、ずっと自分の力を信じ、
仕事上で無理難題を吹っかけられても
ニコニコと文句ひとつ言わずに引き受け、
どうにか楽しもうとしながら、
それなりにこなしてきた(はずの)ワタシの
最初で最後のワガママだったように思う。