2014年7月29日火曜日

草津・軽井沢の旅<1>

約半年ぶりの温泉慰安旅行に行って来たのだ。
個人的にはKindle本6冊出版慰労会みたいな感じである。
夏休み効果もあってか
お陰さまで今月は昨日までの28日間に
6冊の合計で48部売れたのだ。
単価が安いから利益はCD一枚分くらいではあるけれど、
それだけ仕事を評価していただいたようで嬉しいのである。

さて今回の温泉旅行は草津〜軽井沢一泊の旅である。
個人的な旅行では初となる高速バスを利用して出発だ。


新宿から草津まで四時間直行バスである。
教員だった頃に生徒と行った旅行以来だから
もう14年ぶりくらいである。
それも一番前の席だったので、いきなり興奮度MAXだ!

途中懐かしの伊香保温泉あたりで強烈な雨に降られながら
昼過ぎにバスは無事草津に到着。
そのまますぐ路線バスに乗り換えて白根山の見学に向かう。


ところがあまりにバスに興奮し過ぎたせいか、
いきなり長時間バスに揺られたせいか、
はたまた、いきなり標高の高いところに行ったせいか、
(草津町が標高1,100m、白根山が標高2,000m)
ワタシの調子が今イチになってしまったのだ。
お腹がムカムカしてちょっと頭痛がキテしまった。

だから大好きなロープウェイの空中散歩も
あまり楽しむ余裕が無かったの残念だった。
たぶん全部の中で一台だけと思われる、“ラッキー”なカートに乗って
コテコテの飾りで雰囲気が台無しだったのも“アンラッキー”だったし。
まぁ後で元気になってみれば、あれはあれで面白かったけどね。


さらにロープウェイを降りてみたらものすごくガスっていたのだった。
何も見えない上に超寒いのである。


というわけでさらに上に登るリフトも断念、散策も取りやめて、
あっと言う間にまたロープウェイで下に降りて来たのである。


でもこれでアタマとカラダが冷やされて、
さらに下界でホット缶コーヒーを飲んだことで、
ワタシの自律神経の乱れが落ち着いてきたようで、
不調はだんだん落ち着いて来た。
まったくもって旅の出た時の体調管理は、まだまだ難しいのである。

ということで草津の街に戻り、いよいよその中心部、湯畑を見学である。


思っていたほど硫黄の臭いはきつくなく、
こんこんと温泉が湧き出る湯畑の周りを一周する。
この湯畑はそもそもが温泉の成分である湯の花の採取や
湯温を調節するための施設なのだそうだけど、
見た目のインパクトがあって中々壮観であった。
地面がらお湯がゴンゴン湧き出ているのが分かる
野趣あふれる見事な演出である。木製の桶が良いなぁ。

その後近くの光泉寺に上る。
そこにあった「遅咲如来」にいたく感激する。
建物の味わい深く、特に屋根の苔むした感じが良い。


お寺を後にして、特に地図を見ないままウロウロしたのだが、
西の河原通りから湯滝通りという、メインストリートを歩いていたのが
ラッキーであった。“無料饅頭攻撃”も堪能できたし。

そして街中温泉街から外れたところにある
木の葉というところが、今回のお宿である。
バスターミナルから送迎バスに乗って、
いざ温泉三昧の一夜へ!