2014年7月26日土曜日

カタカナはスバラシ!

今日も朝から翻訳“戦闘”中である。
基本としている版の訳をしつつ、もう一版も参照し、
さらに場合によっては日本語訳に加えて
オリジナルドイツ語版もチェックする。

カタカナ表記というのは意味を度外視して、
音だけを日本語で使われる音に変換するわけだが、
これが実に素晴らしいことが、今さらながらに分かる。

今日苦労したのはアルプスの山の名前が出て来るところだ。
基本版はおんじとハイジやりとりそのものを一文で終らせている。
別版では会話は残しているが、肝心の山の名前は書かれていない。
ドイツ語でチェックしたらおんじはハイジに
ちゃんと山の名前を教えているのである。

英訳する場合、オリジナルのドイツ語を載せると
多分英語を話す人が読んだ時に、発音が分からなくなる。
意味から英訳してしまうと、説明的になって名前らしく無くなる。
あるいは意味は良く分からなかったりすることもある。
そうすると訳せなくなってしまうのである。

日本語にしても同じような問題に突き当たりそうなのだが、
そこをカタカナがクリアしてくれる。
とにかく「日本語的にはこんな風な呼び方/読まれ方をされているモノ」
ってことで、表記ができてしまうのだ。
可能ならばちょっと説明的なルビを振ることもできるし。

するとその言葉の持つ異国情緒みたいなものを残しつつ
文章を訳していけるのである。
ふむふむ、日本語って凄いなぁ。

さて明日から一泊で待望の温泉旅行なのだ。
ロープウェイに乗って山登りしたり、
緑の中をサイクリングしたりもする予定なのだが
お天気も良さそうだから楽しみである。

ああ、やっと温泉慰安旅行かぁ〜
のんびりしてくるぞ〜