第二稿に取りかかっている「あしながおじさん」であるが、
今回の私的“テーマ”はどうやら脚注である。
本文の1/3程度まで来たところで
脚注の数がすでに50個を越えているのだ。
ジュディが読んだり話題に上げたりした本や
授業で出てきた話題、
さらに当時のファッションなどに注を加えていたら
あっと言う間にここまで膨れ上がったのである。
しかしここがデジタルの良さで、
脚注があってもページをひっくり返す必要がなく、
パッと注に飛んで、パッと元に戻れるから
読書の流れがそれほど中断されないのである。
もちろんジュディの言葉や行動を理解する上で
役に立つ情報を載せようとしているから、
より深く作品を理解する手助けになるはずだ。
ということで今までのKindle本とはまた違って、
非常にアカデミックな情報量の多い一冊になりどうである。
自画自賛劇場で申し訳ないけど、
これなかなかスゴいデジタル本になると思うぞ。
もちろん今まで通りの格安価格でご提供する予定である。