先の「ハイジ」は夏のCG制作をはさんで約三ヶ月、
そして今回の「青い鳥」は父の葬儀をはさんで一ヶ月半。
途中で集中力が途切れても、
いろいろな疲労がたまっていても、
とにかく前に進み続けているというのは偉いのである、ワタシ。
訳してみてなかなか奥の深い物語なことがわかった。
最初から最後まで“裏切り者”を貫く“ネコ”も
いわゆる“児童文学”的ではないが、
その“ネコ”たちが、自分が生きるために必死で、
逆に人間の味方をする“イヌ”を“裏切り者”と呼ぶという、
実は一筋縄ではいかない物語なのである。
さらに、舞台だからということもあってか、
視覚的イメージが強烈な印象を残す場面が多いのも特徴だ。
美しいグラフィックも魅力だ。
この週末には発売できると嬉しいなぁ。
それでようやく年末気分になれるかな。