2014年12月7日日曜日

それでも起き上がるのだ

朝、目が覚める。カラダが重い。気持ちも暗い。
時には頭が痛かったり、吐き気がしたりする。
もっと寝ていたいと思う反面、
起きた方が少しはすっきりするかとも思う。

眠った 満足感や充実感など無い。
そんなものはここ数十年感じたことが無い。

ああ、また朝が来たか…と思う。
辛い一日が始まるのだ。
でも、仕事に行かなくて良いと思うと、
とてもホッとするのだ。
このまま寝ていることだってできるのだから。

そうやってホッとできるから起き上がれる。
そして朝のルーチンワークに取り掛かる。
すると9時頃には一段落する。
そしてその頃には少しずつ働く気持ちになってくる。
そこでパソコンに向かい、翻訳作業を始めるのである。

一日の始まりは、いつもこんな感じなのだ。
毎日奈落の底に引きずり込まれないように、
戦っているのである。
ベッドから起き上がるのは、
どうにか今日も生還できた印なのだ。

そうやって、少しずつ少しずつ紡いできたのが、
翻訳した書籍の数々なのである。
これはもう趣味とか仕事とかでは無いのかもしれない。
そのまま「生きること」なのかもしれないなぁ。

もうすぐ翻訳第九弾となる
「青い鳥」が出せるかもしれない。
毎日こうして戦いながら
年内販売開始を目指すぞ。