朝、目が覚める。カラダが重い。気持ちも暗い。
時には頭が痛かったり、吐き気がしたりする。
もっと寝ていたいと思う反面、
起きた方が少しはすっきりするかとも思う。
眠った 満足感や充実感など無い。
そんなものはここ数十年感じたことが無い。
ああ、また朝が来たか…と思う。
辛い一日が始まるのだ。
でも、仕事に行かなくて良いと思うと、
とてもホッとするのだ。
このまま寝ていることだってできるのだから。
そうやってホッとできるから起き上がれる。
そして朝のルーチンワークに取り掛かる。
すると9時頃には一段落する。
そしてその頃には少しずつ働く気持ちになってくる。
そこでパソコンに向かい、翻訳作業を始めるのである。
一日の始まりは、いつもこんな感じなのだ。
毎日奈落の底に引きずり込まれないように、
戦っているのである。
ベッドから起き上がるのは、
どうにか今日も生還できた印なのだ。
そうやって、少しずつ少しずつ紡いできたのが、
翻訳した書籍の数々なのである。
これはもう趣味とか仕事とかでは無いのかもしれない。
そのまま「生きること」なのかもしれないなぁ。
もうすぐ翻訳第九弾となる
「青い鳥」が出せるかもしれない。
毎日こうして戦いながら
年内販売開始を目指すぞ。