通夜祭が11月21日で、葬場祭が11月22日。
ちょうど一ヶ月前である。
えっ?? まだ一ヶ月しか経っていないの?
というのが実感である。本当に??
半年くらい前のことのようなのだ。
あまりにも非日常だったからなのか。
現実のことじゃないような気さえするなぁ。
でも、例えば昨晩とか夜中にトイレに起きたら
午前2時半なのである。
(あぁ、危篤の電話はこのくらいに来たんだったなぁ)
などと思ったら、
あの真夜中の緊張が蘇ってくきて、
しばらく眠れなくなったりしてしまった。
あの時の、ついに来る時が来たという感じ。
どうあっても起きなければという気持ち。
でもどうやってこの時間に実家まで行くんだ?
という不安。
そして、ずっと気がかりだった
喪主として葬式を取り仕切る仕事が、
いよいよ今から始まるんだという重圧。
これが一番大きかったかな。
とにかくそれから一週間、良く動いたなぁ。
あの集中力と試行錯誤と作業量は、
やっぱり 非日常であった。
ワタシよりも弟と母の方がずっと
気持ちの上でずっと覚悟を決め、この時に備えて
どこか緊張して暮らしていたのである。
とにかく無事終わって良かったなぁ。
でもあの夜中の緊張は、なかなか忘れられないだろうな。
真夜中に連絡が来ることも十分ありうると思ってはいたけど、
実際そうなってみると、やっぱり強烈な体験であった。
今年はもうあのお葬式だけで
十分、今年一年分の仕事を終えた気がするなぁ。
来年一年分の仕事も終えたことにしたいくらいである。