2014年12月21日日曜日

お葬式からまだ一ヶ月なのだ

通夜祭が11月21日で、葬場祭が11月22日。
ちょうど一ヶ月前である。
えっ?? まだ一ヶ月しか経っていないの?
というのが実感である。本当に??

半年くらい前のことのようなのだ。
あまりにも非日常だったからなのか。
現実のことじゃないような気さえするなぁ。

でも、例えば昨晩とか夜中にトイレに起きたら
午前2時半なのである。

(あぁ、危篤の電話はこのくらいに来たんだったなぁ)

などと思ったら、
あの真夜中の緊張が蘇ってくきて、
しばらく眠れなくなったりしてしまった。

あの時の、ついに来る時が来たという感じ。
どうあっても起きなければという気持ち。
でもどうやってこの時間に実家まで行くんだ?
という不安。

そして、ずっと気がかりだった
喪主として葬式を取り仕切る仕事が、
いよいよ今から始まるんだという重圧。
これが一番大きかったかな。

とにかくそれから一週間、良く動いたなぁ。
あの集中力と試行錯誤と作業量は、
やっぱり 非日常であった。

ワタシよりも弟と母の方がずっと
気持ちの上でずっと覚悟を決め、この時に備えて
どこか緊張して暮らしていたのである。

とにかく無事終わって良かったなぁ。
でもあの夜中の緊張は、なかなか忘れられないだろうな。
真夜中に連絡が来ることも十分ありうると思ってはいたけど、
実際そうなってみると、やっぱり強烈な体験であった。

今年はもうあのお葬式だけで
十分、今年一年分の仕事を終えた気がするなぁ。
来年一年分の仕事も終えたことにしたいくらいである。