オリジナル画集本を含めると第10弾となるKindle本、
「青い鳥」が、ついに出版申請までこぎつけることができた。
風邪気味なのが治らないので、
悪化する前に出してしまおうと頑張って、
どうにかたどり着いたのであった。
ああ、感無量なり。
ひたすら訳し続けた凄まじい一年であった。
去年の今頃は、まさか翻訳本を9冊も出すなんて
これっぽっちも考えていなかったのだから、
本当に先のことはわからんのである。
収入的にはひたすら
チリも積もればを狙うしかないわけだけど、
それでも、力を振り絞った実感があるというのは
実に嬉しい。
6年前にダウンしてから、ぼちぼち回復して
やっとここまで来たか、という感慨があるなぁ。
「青い鳥」は実はクリスマスの日の物語だっていうのも
ちょっとグッドなタイミングだったかもしれない。
いやあ戯曲ということもあってか、
幻想的な場面が次々に現れるのが魅力な上に、
全体に生と死の世界が入り乱れている感じも良いのだ。
今年最後を飾る作品として、良い作品をチョイスしたし、
それにこたえるべく邦訳もがんばったぞ。
忌中のワタシ的にもぴったりかも。
とりあえず明日は完全休養であろう。
風邪もしっかり治さねば。
あ、販売開始が決定したらだけど。