電車の中でカレーを食べている。
丸くて白いお皿に盛られたカレーである。
駅に着いて少しして、発車のチャイムが響く。
その時になって、ここで降りるんだと気づく。
何か肩にかけているか背負っているが、
両手は空いているので、
多分右手にスプーン、左手にカレーの皿を持って、
ホームに飛び降りる。
見たことのない駅だけれど
首都圏からちょっと離れた場所にある
それなりに大きな街らしい。
でもそのホームの階段は
雑居ビルの裏階段のように狭くて人気がなかった。
駅が高い場所にあるのか、階段からの眺めが良い。
(カレーを持ったまま)少し降りると
数人の女子高生の集団がたむろしている。
お嬢様学校風の地味で真面目な雰囲気の女の子が
5、6人階段で静かに休んでいるのだ。
その間をすり抜ける時に
バランスを崩してカレーを落としてしまう。
「あ〜あ…」と思いながらそれを拾って片付けていると、
女の子の一人から
「何をしているんですかあ?」
と声をかけられる。
「いや、カレーをこぼしちゃって。」
何も不思議に思わず、そう答えると
何も不思議がらずに、女の子は後始末を手伝ってくれる。
(何て良い子なんだ…、でも、ああカレー…)
と嬉しいやら悲しいやら…
そんな夢
昨日あまりに翻訳に集中し過ぎたせいか、夜から頭痛で、
朝起きても頭痛が取れずに、仕事を続け、
ちょっと休もうと昼寝をして見た夢である。
目覚めたてもいまだに頭痛がする。
ちょっと風邪気味みたいだなぁ。