もう大変であった
詩を訳すって集中力がいるのだ
ちょっと訳を変えると全体のリズムに影響して
ガラガラと残り全部が変わっちゃったりするのである
でも取りあえず最後まで訳した
かなり怪しい訳も少なくない…
特に最後の方の「Envoys(反歌)」が難しかったなぁ
この部分は知り合いへの呼びかけだから
本編の子ども向けの内容とはちょっと違うのである
しかし「子どもの詩」というと
あどけなかったり幼かったり可愛かったりという
様々な“子どもらしい”姿が満載かという気がするが
実はこのスティーヴンソンという人は病弱で
転地療養しながら作品を書いたという人なのだ
だから小さい頃を歌った歌も
とにかく1人っきりの世界ばかりなのだ
だからこそ身の回りに空想世界が広がのだとも言えるけど
でもその1人遊びの世界には
何と言えない孤独が感じられるのである
でも考えてみれば子どもっていうのは
友だちがいようがいまいがこの未知の世界の中では
とっても孤独なのかもしれないなぁとか
ちょっと思ってみたりして
あ…それを言ったら大人もだな