勝手に名付けました“Kindle翻訳本シリーズ”
・「素晴らしきオズの国」
・「オズの魔法使い」
・「ある子どもの詩の庭園」
と三作続いたところで一休み…と思ったんだけど
やっぱり本がオンライン書店に並ぶのは超ウレシイし
翻訳作業している時間の充実感は他では代え難いものなのだ
もちろん英語を読解する力や
それを自然な日本語にする力の問題もあるんだけど
基本的に児童文学を訳していきたいと思っているのである
なぜかと言うと
Kindle paperwhiteを手に入れた後に
Nexus7を購入して比較してみたところ
Kindle paperwhiteなら端末で読書する気になるけど
Nexus7だとワタシ的には画面が明る過ぎて
目が疲れてしまうことに気がついたからなのだ
つまり紙の読書体験に近いのはKindle paperwhiteぐらいで
いわゆるタブレットPCで読書というのはまだまだなのである
ワタシ的にはね
そうすると逆にタブレットで読書するメリットは何か…
それはグラフィックだと思うのだ
カラーグラフィックの美しさはもちろんのこと
昔の銅版画のような線画もタブレットで見るととても美しい
そして児童文学は比較的挿絵が多いから
このグラフィックの美しさを楽しみやすいのである
特に古いものやちょっとマイナー気味な内容のものは
例えばアーサー・ラッカムの挿絵があるようなものでも
カラー画像を入れた紙の書籍を出すのは
採算を考えると出版社的にはとても難しいだろうけど
デジタルならそれができるのだ
なかなか邦訳書が出なかったり絶版になっていたりする本を
デジタル本として揃えて行くというのは
個人でKindle本を出しているからこそ出来る部分じゃないかなと思う
特にこういう優れたグラフィックが載せられるという点では
紙以上に適した媒体と言えるかもしれない
というわけで今次作として候補に挙がっているのは
・「オズのオズマ姫」(オズの魔法使いシリーズ第三弾)
・「ピーターパン」(おなじみの物語とは別に、その前日譚もある)
・「北風のうしろの国」(George MacDonaldの傑作ファンタジー)
候補を挙げたり「表紙」を考えたりするだけで楽しい
今度は短期決戦ではなくてじっくりやる予定でありますのだ