66編の詩のうち59編まで訳し終えたのだ
基本的には五七調/七五調を貫き通しているのである
「天才バカボン」の『ハイハイで俳句で電報だしてきた』みたいに
あたまは五文字と七文字でいっぱいである
とにかく始終言葉にリズムを持たせつつ
限られた語数の中にオリジナルの意味を
出来るだけ落とさずに訳し込まなければならない
五七調/七語調意外にもこだわったところがあって
一編の詩を構成する連の数を同じにし
さらに一つの連を構成する行数も同じにしたのだ
つまり縦書きではあるけれども
見た目を出来るだけ同じにしたのである
かなり厳しい条件を自分に課したわけだけど
そうやって一つ一つ訳しためて来ると
もうその制約から外れただけで気持ちが悪いのだ
情景が分かると限られた言葉ではもどかしく
散文的に説明したくなったりもするけど
それよりも詩の簡潔な表現をなんとか訳にも残したいのだ
今日はちょっと朝から頭痛だったけど
だましだまし一日作業をした
ちょうど連休辺りに完成するんじゃないだろうか
このペースで作業を進めることができたらね
たぶんオズほど売れる本じゃないだろうけど
とっても楽しみなのである
いやいや…オズも決して“売れて”なんかいないんだけどね