2015年4月2日木曜日

「ピノッキオ」翻訳本格始動!

体調や気力が不十分だったり、
春の旅行で大いなる気晴らしをしてきたりして、
決まったものの手をつけられなかった
「ピノッキオの冒険」の翻訳作業に、
十日ぶりくらいでようやく
本格的に取り掛かったのだ。

本文は子ども向けらしい易しい文章である。
そのあたりは「ハイジ」に似ている。
そういえば「ハイジ」も原文は英語ではなかったな。

つまり言語の微妙なニュアンスや
母国語だから分かる表現の面白さみたいなものに
全面的に頼った作品だと
さすがにヨーロッパの国同士で
日本語に比べれば言語が似ているとは言え、
翻訳には慎重になるのかもしれない。

逆に言えば、こうして英訳しても面白いというのは、
言い回しの巧みさみたいな部分ではなく、
純粋に登場人物や物語の展開に
大きな魅力があるということなのだろうと思うのだ。

訳し始めたばかりだけれど、
ジェペットじいさんやアントーニオ親方の喧嘩っぷりや
ピノッキオの自由気ままっぷりが
実に楽しいのである。
かと思うと、いきなりコオロギが殺されたりする。
このあたりの落差が、ディズニーアニメとは違う
原作「ピノッキオ」の魅力の一つだろうな。


翻訳が再び始まったということは、

気力・体力が戻ってきたということだろう。

これでデザフェスの準備にも
少しずつ取りかかれるかもしれない。
まずはインクと印刷用紙を揃えねば。