ぐずぐずとエンジンがかからなかった
「ピノッキオの冒険」の邦訳であるが、
それでも何とか少しずつ訳し続けて、
ようやくエンジンがかかってきた感じである。
気づけば1/3弱くらいのところまで来ていた。
「ピノッキオの冒険」そのものがどうこうではなく、
やっぱり1年間、ずっと翻訳してきた疲れが
ちょっと出たのかなという気がする。
突然始めたお仕事で、
来る日も来る日も翻訳デスクワークの日々が
1年続いたのである。
われながらスゴイ集中力と持続力である。
訳していた頃の辛さはどんどん忘れてしまうのだが、
でも本当にキツイ作業である。
つくづく大学時代にキーボードのタイピングを
どうにか身につけたことが大きかったなぁと思う。
こうしてブログを書いていても
一応思考の速さで文字が打てるのである…
とは言ってもタイピングミスも多いから
気づいたものだけでも、ガチャガチャとやり直したりして
結局思考に追いついていないんだけれどもね。
そのタイピング能力を一応の“武器”だとしても、
この翻訳作業には、その武器をフル活用して立ち向かう。
すると、目は霞む、腰は痛む、頭はボーッとしてきて
ひどいと首痛や頭痛になったり、
気分がどよ〜んと落ち込んでしまったりする。
それでも一昨年では体調不良でできなかった作業である。
一時的に良くなっただけではなくて、
こうして1年後の今もお仕事ができていることが
奇跡のように嬉しいのである。
そのうちもっと余裕を持って翻訳できる日が来ると信じて、
日々の売り上げに一喜一憂しつつ、
最初の目標である20タイトルを、まずは目指して、
さらに頑張るぞ。
ちなみに今日は「アレジオン10」で乗り切れた。
しばらく「アレジオン10」を飲んでみようと思う。
「ストナリニS」より眠くならない気がするしね。