2015年8月2日日曜日

夏旅1日目《鳴門渦潮&眉山&栗林公園》

四国初上陸!
かと思ったら、実は33年前に一度
少林寺拳法の本部合宿で、
香川県のどこかに来ているのである。
場所はもう忘れてしまったのだ。
はるか昔の懐かしい思い出である。

ということで初上陸ではないのだが、

来たとは言え、少林寺拳法しただけで帰ったので、
気分はほとんど初上陸である。

羽田から飛行機でわずか1時間15分、

あっという間に「徳島阿波おどり空港」に到着。
飛行機に乗るのも久しぶりだったので
それだけでもう興奮状態であった。


 空港では阿波おどり像がお出迎え

鳴門なるとの渦潮
11時に干潮時の大潮(渦潮が見頃)ということだったので、
空港からタクシーで一路鳴門公園へ。

道中なぜか吉川英治の「鳴門秘帖なるとひちょう」を思い出した。

江戸幕府打倒を画策する徳島藩が出てくるのだ。
あの舞台の地にやって来たのかぁ。
田村正和主演で昔NHKでドラマ化されたなぁ。

余談だが、同じNHK時代劇の「早筆右三郎」では
深町純のタメの効いた特徴的なムーグ・シンセが
時代劇にはちょっと違和感がありながら、
とても耳に残った記憶があったなぁ……とか。

そして、いよいよ大鳴門橋の遊歩道「渦の道」で渦潮を見る。
これが迫力満点で、興奮状態MAXである。
  
 謎の渦に探査船が近づく!(もちろん実際は遊覧船)
 
 渦の発生は予測不能で予断を許さない!

あ、巻き込まれる! 探査船危うし!
(もちろん実際は間近から見学中)


謎の渦潮の魔の手は新たな標的を見つけた!
(別の遊覧船が見に来たのだ)


なんとも雄大な景色


潮のぶつかり合いは、橋(遊歩道)の真下で行われているのだ。


エスカヒル鳴門の68mのロングエスカレーターで展望台へ。
エキサイティングな景色だが、温室のような暑さだった。


そして眼前に広がる大鳴門橋の大パノラマ

晴れ渡った青空に、ピカピカの日差し、
遠くまで続く青い海に、荒々しい波と渦。
真夏の大絶景に大満足である。
「鳴ちゅるうどん」も食べたしね。

眉山びざん
鳴門公園からバスで「鳴門駅」まで出て、
JR鳴門線で「徳島駅」へ到着。

まずは腹ごなしで、徳島ラーメンの有名店

「中華そば いのたに」へ。
徳島ラーメンの特徴は醤油豚骨だということを
今回初めて知った。
大肉(お肉多め)にしたせいか、ちょっとしょっぱかったけど
美味しかったです。
  
 煮卵もつけてみた

そしてロープウェイ好きなワタシのために
な〜こが選んでくれた眉山へ。
このロープウェイ、ビヤ樽のような形のゴンドラがなんと2連で動くという、
とても珍しいもので、その名も「ひょうたんビュー 号」だ。



眉山頂上からの眺めも素晴らしかった。

良く晴れていたので、徳島平野の向こうに
うっすら紀伊半島まで見えた。
夜景が有名とのことだが、さぞ美しいだろうと思う。

栗林りつりん公園

初日最後は、徳島から電車で高松へ移動して
国の特別名勝に指定されている「栗林公園」に滑り込む。
閉園時間まで約1時間であったが、
そのおかげか人もまばらで
自由に動き回れたのが良かった。 



とにかく広い。それなのに非常に手入れが行き届いていて

どこを歩いても整然としているのだ。
これはスゴイと思った。

遠景を見渡しても、

ビルなどの余計な建物が一切入らないという広さなので、
とても見切れるはずもないのだが、
それでも一通り歩くだけは歩いた。
日が落ちてきていたが、それでも汗だくである。

こうして初日が終了。お泊まりは高松駅近くのホテル。

夕食処はドームが特徴の「高松丸亀商店街」を散歩しながら探す。


遅い時間なのになかなかの賑わいである。

迷った末一軒の居酒屋に入る。
お目当の骨付鶏を味わい、
黄色と青のカスタマーレビールに驚き、
出し巻き卵の天婦羅に舌鼓を打って、
苦しくなるくらいに食べた。


味はともかくキレイなツートーンカラーだった
カスタマーレビールだが、
写真撮る前に混ぜちゃったのでこんな色に……

な〜こと居酒屋に入るのも超久しぶりだった。

ワタシの体調回復が本当に少しずつだからなぁ。
いつもな〜こはワタシに合わせてくれているのだ。

ホテルに帰ってから、

いつものようにツインのベッドをくっつけて
大きなダブルベッドのようにしてから、
仲良く並んで眠ったのであった。

あぁ、疲れたけど楽しかった!