この花火大会を楽しく見に行った直後に
突然別れ話が持ち上がった
あの衝撃の2012年。
以来5年ぶりの神奈川新聞花火大会を
横浜のみなとみらいまで2人で見に行ってきたのだ。
あの時すでに別れ話が出るような兆しが
2人の間にあったのだろうか、
それは今も良くわからないのである。
だから、別れ話を切り出された衝撃は
とても大きなものだった。
すでに2人で行く夏の旅行の話も進んでいたから、
「行く気になれないなら
旅行もキャンセルして下さいね
キャンセル料払いますから」
と書き置きしたメモも
いまだに捨てられないで取ってある。
な〜このことは昔からずっと大好きで
今も本当に好きなんだけど、
あの時以来、
またそういうことにならないようにと
いつもキモに命じるようになったし、
それでもそういうことがあるかもしれないと
いつもどこかで覚悟しているようになった気がするなぁ。
でも、またあの花火大会を2人で見に来れたのだ。
なんだかとっても感慨深い。
別れ話と言っても、
奇跡的に50日ほどで復活したから、
来ようと思えば翌年に来ることもできたのだが、
予定が合わなかったりして
結局もう一度来るまで3年かかったのである。
この3年の間に、
以前は無料見物席だった場所の一角が
ビルの建築中となっていた。
そのせいか、3年前はけっこうガラガラだった場所が、
立錐の余地なしとなっていてびっくり!
フェンスに寄りかかりながらの立ち見となったが、
逆に前の人が邪魔にならずに花火を味わえた。
大勢でおーっ!とか歓声を上げたり、
誰からともなく拍手がわき起こったりするのが楽しい。
昨年の人出が約20万人なのだそうで、
さすがにこれだけの観客を集めるだけの大会である。
打ち上げられる花火の規模もハンパないのだ。
約70分の間、ほぼ休む間も無く重なり合うように連発。
連発し過ぎてちょっと見ずらい、くらいの贅沢さだ。
花火の色がずいぶんと鮮やかになった気がしたなぁ。
そして花火が終わってから、見物席から駅まで
そぞろ歩きながら戻ってくるのも良い感じであった。
でも花火大会終了時に
「京浜東北線」も「横浜線」も事故で止まっていて、
頼みの綱の「みなとみらい線」&「東横線」も
事故でダイヤが大幅に乱れていますって
どうしちゃったのだ?
いったい、どれだけの人が立ち往生したのだろう……。