元々付いているのはシャーラー(Schaller)製のペグで
フリクションタイプながらバネも入っているし
ペグが緩んだ時に指やコインでネジを回せて便利なのだ。
がしかし、肝心のチューニングにはいつも苦労していた。
結局1:1の回転比では、微妙な調整は難しいのだ。
でも、オリジナルKamakaに
あまり手を加えたくない気もしていたし、
もし手を加えるにしても、
普通のギアペグにして、つまみがヘッドの横に突き出るのは、
あまりにオリジナルの雰囲気を損ねると
二の足を踏んでいたのである。
そこで見つけたのが
ペグでは信頼の高いGOTHO製の
「プラネタリーチューナーUPT-UB7」というものなのだ。
見つけた!と言っても、もう2013年頃に出たものだから、
すでに有名な品物なのだが。
このペグのどこがすごいかというと、
フリクションタイプの外観でありながら、
4:1のギアペグ構造になっているのである。
実際の取り付けには、穴を若干大きくする必要がある。
でも、買ってきたテーパーリーマーで少しゴリゴリやればOKだった。
オリジナルのフリクションペグ(取り外し中)
プラネタリーチューナー、セット完了!
写真で比較するとわかるように、
外観上はまったく違和感なしである。
特徴的な大きなネジが普通のものに変わった?
ぐらいの印象でしかない。
実際はボタンも小ぶりになり、さらに軽くなった。
もちろんチューニングのストレスはなくなった。
普通のギアペグはギア比14:1とか謳っていたりするが、
4:1であっても今までとは雲泥の差である。
チューニングが楽しくなっちゃったくらいだ。
こりゃいいわい!
famousのソプラノもギアペグに変えちゃおうかな。
もちろんこっちは普通のギアペグで。
だって「プラネタリーチューナー」は
安いものを探して、それでも8,186円もしたんですもの。
もちろんこの性能なら、
Kamaka用としては全然悔いなしですけれど。