な〜こが十日ほど海外旅行に行っているので、
独り身を味わう日々が続いている。
昨日は体がダルくて、結局夕方近くまで起き上がれなかった。
でもそのあと散歩に出たらちょっと元気が回復して、
結局、電車を乗り継いで「センター北」という駅まで行ってきた。
その周辺に、楽器屋さんが二件あることがわかったからである。
「センター北」は昔々一回だけ行ったことがあった。
起伏の激しい丘陵地帯で、駅周辺にも何もない、
荒涼とした寂しい所だった記憶がある。
でも今回行ってみたら
大きなショッピングセンターが二つもできていて、
なかなか生活しやすそうな場所になっていたのだ。
楽器屋さんにはどちらもウクレレが置いてあり、
どちらもウクレレコースを開講していた。
丘陵地帯にマンション群が立ち並ぶ小さな街である。
ああ、こんなところでな〜こと暮らすのも良いなぁ。
そんなことを思いながら、
少し歩くと何もなくなる駅周辺を一周してみた。
最近はどこか知らない場所へ行くと、良くそんなことを思う。
旅行をしていても思うし、ちょっとこうして
近場の知らない土地にやって来ても思うのだ。
CG制作もCD販売も翻訳・出版作業も
な〜このためにやっているわけではないけれども、
な〜こがいなければ、やり続ける意味も意欲も
きっと、すっかり無くなってしまうだろう。
そんな気がするのである。
もう少し歩き回ってみようかな。