山野楽器の体験レッスンが終わった。
講師はクラシックギターを中心に活動中の方だ。
30分の体験時間だったけれど、
初見でコードを弾いて、メロディを弾いて、
先生とアンサンブルもどきをして楽しんだ。
やっぱり譜面とメトロノームを置いて
きちんと一つずつこなしていく感じが
とてもクラシックギター・レッスンっぽい。
メロ弾きはうまくなるかもしれないけど、
やっていくうちに、
ウクレレがギターになりきれなかった不完全な楽器、
あるいは
ギターを始めるきっかけとしての楽器、
みたいな感じがしてきてしまいそうである。
面白かったのは、
製本された分厚いオリジナル教材が二冊もあること。
講師が変わっても、基本的にこれをやってゆくみたいだ。
学校の教科書みたいな感じかな。
もう一つ面白かったのは、
ウクレレ演奏用のカラオケが作ってあること。
けっこう賑やかなバック演奏なので、
気持ちよく弾ける(弾けた気になる)人もいるだろうが、
わたしはダメであった。
ウクレレの素朴な音が消し飛んでしまうのだ。
いずれにしても
オリジナル教材やカラオケが作ってあるという点から
山野楽器の音楽教室は
きちんとシステム化して講師任せにはしないぞ
というような意気込みが感じられたのであった。
でも、受講することはないであろう。
今やっている二つのレッスンのどちらか一つを押しのけて
新しく始めるほどの魅力は感じられなかったのである。
とは言うものの、なかなか楽しい体験であった。
やっぱり場所によってずいぶん違うんだねぇ。