電子ブッックビューアーとしての
Kindle paperwhiteの素晴らしさであった。
ちゃんと本を読める(読む気になる)
唯一のビューアーじゃないだろうか。
そして、ぜひこの質感のまま
カラー版を出して欲しいね、という話になった。
それまで全然考えてもいなかったのだが、
会話すること中で引き出されたアイデアである。
こういうことは良くあるのだ。
だから雑談は楽しいのだ。
ポイントはあくまで
paperwhite的な質感を保つという点だ。
だから反射の無い、バックライトも無い(弱い)、
マットなしっとりしたものでお願いしたい。
そうでなければ今だって
タブレット端末でKindle書籍は読めるのだ。
でもやっぱりコントラストが強く
バックライトのキツイ液晶画面は、
ぱっと見キレイなんだけれど、
読書をするには不向きなのだ。
とにかく疲れるのである。
写真満載の雑誌の拾い読みならまだしも、
文字中心の物語をじっくり読む気には、
到底なれないのだ。
では、文字中心の物語を読むのに
なぜカラー化が必要なのか。
それは、あのpaperwhiteな読みやすさを維持した
カラー版が出れば、
ワタシが翻訳して出している書籍で
見事に復活させた(自意識過剰劇場)
カラー図版を味わいながら、
読書ができるからなのである。
もちろん気合を入れて作っている表紙も
じっくり見ていただけるのである。
「青い鳥」に収録されているF.ケイリー・ロビンソンのカラー挿絵
物語とともに、ぜひこの淡い色合いを味わいたい
おそらくカラー版paperwhiteが出れば、
デジタル書籍の魅力は倍増する。
いよいよ紙の本に取って代われる環境が
整ったと、誰もが思うことだろう。
お願いします、カラー版paperwhite、どこかの偉い人!