お盆でお墓から家に来ている父に会いに
実家へ行ってきたのである。
そうしたら、先日の旅行で思い出したばかりの
少林寺拳法の同窓会のハガキが届いていたのだ。
OBと現役部員の、練習会&懇親会だそうである。
初心者だったワタシが、わずか二年目にして
成り行きで第二代主将になった頃は、
存続の危機に瀕していた、影の薄い「同好会」であったが、
今や立派な 「部」である。
とは言え、創部2006年ということなので、
部になったのはついこの間なのだな。
同好会としての歴史が、四半世紀以上あったことになるのだ。
無理して「部」になることないのにな。
しかし、文面から漂うこの一方的&強制的な雰囲気は、
上下関係がハッキリしている体育会系な感じだよなぁ。
OB会長は初代主将で体育科の人だったというのが、
こういうところにも漂うのである。
どういうことかと言うと、
一見丁寧なのだが、
今でも当然お前らはオレの後輩だから、
オレの言うことを聞け、みたいな感じがするのだ。
というか、そういう上下関係を大前提にした
有無を言わさない感じかな。
こういう雰囲気はワタシは敏感に察知する。
大嫌いだからである。
だから、地元の先輩後輩関係をひきずるヤンキーも
大嫌いなのだ。
もっとも、ヤンキーが嫌いなのは、
相手にナメラレナイように、とにかく威圧してかかるという
あの、さもしい基本スタンスなのだが。
あ、話がズレたか。
ということでハガキの返事はしない。
今風に言えば“ガン無視”ってやつである。
いろいろあったが、活動は楽しかった。
それで良いのである。
だいたい、基本的に
意味もなく人と繋がりたいとは思わないのだ。
facebookも、どんなものかと始めてみたものの、
自分からお友達申請したことはない。
それどころか、いつ止めてもいいくらいなのだ。
今の主な役割は、
CG作品&翻訳書の宣伝場所っていうところかな。
高校のブラバンのOB会のfacebookも、
何回か誘われたのだが、
結局いまだに入っていない。
もうわずらわしいだけである。誰に会いたいとも思わないし。
よしんば思ったとしたら、
その人に直接コンタクトを取れば良いだけである。
連絡方法がわからなければ、それだけの縁だったということだ。
もちろん繋がっている人とは何年経っても繋がっている。
facebookとかやっていなくても繋がっている。
それで十分である。