7月末にどうしてもスリムウクレレが欲しくなった。
きっかけはウクレレ・レッスンで講師の方が
famousのソプラノ「ウスレレ」を持ってらして、
触らせてもらったからなのだが、
決め手となったのは、
コンサートサイズのスリムウクレレを
店頭で弾かせてもらった時に、
カラッとしたストレートな音が気に入ったからなのだ。
でも買ったのは店頭には置いていない
KALA KA-SSTU/Cである。
このアイボリーなトップと
ダークブラウンなサイド&バックのカラーリングが
実に美しかったからである。
店頭にはOEM(とお店の人が言っていた)の
メーカー名もカラーリングも違うものしかなかったのだ。
店頭にはOEM(とお店の人が言っていた)の
メーカー名もカラーリングも違うものしかなかったのだ。
ネットで買うのは賭けみたいな感じもあるが、
今回は、楽器としても問題かったし、
かなりお手頃価格で買えたし、
大正解であった。
そして弦をAquila Red Seriesに張り替えて二つのウクレレレッスンに持って行ったりしたところ、
講師の方を含め、実にみなさんからの評判が良いのである。
主なご意見はこんな感じ。
「乾いた感じのしっかりした音が気持ち良い!」
「薄くて持ちやすい!」
「小さくてかわいい!」
「ボディの色がきれい!」
ボディやネックの長さは普通のものと変わらないから、
小ぶりな印象はあまり受けないだろうと思っていて、
でも音で選んだのだから、
小ささとか持ち運びの良さとかは関係ないつもりだったのだが、
あにはからんや、十分に小ぶりな感じがするのだ。
そして音が良い。
豊かな倍音を味わうという感じではなく、
クリアで真っ直ぐな潔い音が、実に心地よいのである。
クリア過ぎて、伴奏や合奏だと浮いてしまうかと心配したが、
しっかりと溶け込んでくれるのも良かった。
それも、サステインの短さゆえか、
コード弾きをしていると中音域が前に出る感じなので、
全体の音に厚みが加わるのである。
これは意外な発見であった。
例えて言うなら
Kamakaコンサートは、
落ち着きと包容力のある女性
KALAスーパースリムは、
元気ハツラツで素直な若い女の子
って感じかな。
ほら、どっちも魅力的でしょ。
ちなみにLow-GにしているIbanezエレアコウクレレは
なぜか、男性な感じがするのである。
“低音の魅力”、だからかな。