2015年8月23日日曜日

ウクレレの音に思う

ジェイク・シマブクロのYoutube映像を見たのが
ウクレレをやりたいと思ったきっかけであった。
ジェイクのこともウクレレのこともまったく知らずに
たまたま出会ったのである。




仕事をしながらアコギ教室に通って、結局挫折していた。

もっとしっくりくる楽器を探していたのだが、
この衝撃の映像を見て息を飲み、
ウクレレが自分の楽器として
ドンピシャな感じがしたのである。

そして今ウクレレをやっていて思うのは、

まだまだウクレレには可能性があるということだ。
それはあのユルさをどう出すかである。

ジェイクもオータさんも、タイプは違うが

超絶技巧と深い歌心で聴かせる。
それはウクレレの魅力や可能性を大きく広げたけれど、
一方で、なぜウクレレでなければならないのか
それならアコギの方が表現の幅が広がるんじゃないか
という気もしてしまうのである。

テクニカルでアーティスティックな方向とは違った、

あのユルさゆえに醸し出せるウクレレの魅力が
ちゃんと出せないものかなぁと思う。

下手でもいいじゃんて開き直っているわけじゃなくてね。

いや、下手でもいいじゃんて言って
ジャカジャカ鳴らして楽しんでも
ぜんぜん構わない楽器だけど。

何と言ったらいいんだろう、

テクニカルさやクリアな響きに向かいがちな
楽器とか音楽とかへの「アンチな面」というのを
ウクレレには、ちゃんと残しておきたいと思うのだ。