翻訳作業と言うのは実に忍耐がいる
一気に短時間集中で終るものではないから
延々と毎日作業を行なわなければならない
それも自分で自分を鼓舞しつつ
適当に休憩や気晴らしや食事などをはさみながら
一歩また一歩と作業を進めていくのだ
何とストイックな作業であろう
そして
何とストイックな生活であろう
ありがたいことに
一時期少し根を詰めると出ていた首の痛みは
連日の長時間作業にも関わらず出なくなった
体調がさらに改善されたのかもしれないなぁ
年始から二月あたりまでけっこう好調で
三月〜五月あたりはちょっと下降気味になり
冷えピタや頭痛薬にもまたお世話になったけど
今の好調さは年始よりも安定している気がする
とにかく時間があれば体調を心配せずに
翻訳を進められるというのは
ありがた過ぎる状態である
さてその「あしながおじさん」であるが
さすがに人気のある名作だから訳もいくつか出ている
それはとても参考にさせていただいているのだが
やっぱり訳によって主人公ジュディの描き方が違ってくるのだ
手紙だからそのあたりが如実に現れるのが面白い
だからこそワタシなりの訳を出すことにも意味があると思うのだ
幼さも残るけれど苦労を経験して大人びてもいる女子大生が
見たこともない恩人に書く手紙である
その手紙を今の人たちが自然に読めるものにするのだ
またまた新たな“定番”目指して頑張るよ
大きく出たなぁ〜
梅雨が明けるまでに完成させられるかな