2014年6月19日木曜日

翻訳作業は実にストイックだ

翻訳作業と言うのは実に忍耐がいる
一気に短時間集中で終るものではないから
延々と毎日作業を行なわなければならない
それも自分で自分を鼓舞しつつ
適当に休憩や気晴らしや食事などをはさみながら
一歩また一歩と作業を進めていくのだ

何とストイックな作業であろう
そして
何とストイックな生活であろう

ありがたいことに
一時期少し根を詰めると出ていた首の痛みは
連日の長時間作業にも関わらず出なくなった
体調がさらに改善されたのかもしれないなぁ

年始から二月あたりまでけっこう好調で
三月〜五月あたりはちょっと下降気味になり
冷えピタや頭痛薬にもまたお世話になったけど
今の好調さは年始よりも安定している気がする

とにかく時間があれば体調を心配せずに
翻訳を進められるというのは
ありがた過ぎる状態である

さてその「あしながおじさん」であるが
さすがに人気のある名作だから訳もいくつか出ている
それはとても参考にさせていただいているのだが
やっぱり訳によって主人公ジュディの描き方が違ってくるのだ
手紙だからそのあたりが如実に現れるのが面白い
だからこそワタシなりの訳を出すことにも意味があると思うのだ

幼さも残るけれど苦労を経験して大人びてもいる女子大生が
見たこともない恩人に書く手紙である
その手紙を今の人たちが自然に読めるものにするのだ
またまた新たな“定番”目指して頑張るよ
大きく出たなぁ〜

梅雨が明けるまでに完成させられるかな