色々な職業の人たちの昼ご飯やお弁当を
中井貴一の軽妙な語りで紹介するNHK「サラメシ」
本放送は月曜10:55からなんだけど
木曜日にお昼ご飯を食べながら
昼のニュースに続けて見ることが
ここのところ小さな楽しみである
仕事をしていた頃にお弁当を作ってもらった記憶は無い
基本的にほぼずっと定時制高校勤務だったから
昼ご飯は1人でインスタントモノかコンビニ弁当だったし
夜は生徒と一緒に給食を食べていたのである
行事の時とかも作ってもらった覚えは無いなぁ
そう言えば
保護者面談の雑談で昼ご飯の話しをチラッとしたら
生徒のお母さんが気の毒がって
お弁当を作って来てくれたことがあったなぁ…
あれには恐縮してしまったし
増々寂しくなったものだった
「サラメシ」を見ていると
お弁当を嬉しそうに作る人とか
作ってもらったお弁当を感謝しながら食べる人とかが
毎回出て来るのであるが
自分の知らない憧れの世界である
世の中には旦那さんの好みや栄養バランスや
見た目の美しさとかまで考えて
日々お弁当を作っている人もいるんだなぁと思う
もうそれだけでありがたくて仕方ないだろうなぁ
思えば20年ほど仕事を続けて
ワタシが日々仕事を頑張っていることを
家族から一度も褒められたり感謝されたりしたことが無かった
だから「お仕事がんばってね♡」的なお弁当とか
栄養や彩りの心配りとか見ると羨ましくて仕方ないのだ
そういう点では
昔なら寂しくて見られる番組では無かったんだけど
今はな〜こに愛情たっぷりのご飯を作ってもらっているから
「サラメシ」も楽しく見られるようになったのだ
弁当ではないけれど
ウチだって…ふっふっふって感じである
愛情込めて作ってくれる食事というのは
ワタシにはとってもとっても大きなことなのだ
単純なのだ…でもそれを単純だと軽んじてはいけないのだ
少なくともワタシ的には最高の幸せの一つなのである