2014年6月3日火曜日

「ケンジントン公園のピーター・パン」とアーサー・ラッカム

テキスト本文は
誤字&脱字チェックとルビ付けを行い
第二稿が完成である

う〜ん美しい!
アーサー・ラッカムの絵が良いなぁ
縦長の絵はやっぱりとてもおさまりが良く
出版された本でも縦長だけしか
掲載されていないのもあるが
今回は横長の絵も回転させずにそのまま載せてある

表示サイズ的には小さくなってしまうけど
でもやっぱりピーター・パンが空を飛ぶところとか
物語上印象的な場面の絵があるのだ

ラッカムの挿絵の数にも偏りがあって
自然の風景やその中で闊歩する妖精たちがとても多い
逆にほとんど描かれないのが
ピーターがお母さんに会いに行く場面と
ピーターとメイミーが出会って別れる場面だ

きっと絵にすると表情を描かざるをえなくなって
他の挿絵に比べてドラマチック過ぎると言うか
絵がものを語り過ぎてしまうのを
避けたんじゃないかという気がする
感情的に激しくなる部分は文章に任せて
物語を彩る独特の世界観を広げる方に
徹したみたいな

そんなことをあれこれと考えながら
表紙も作ってみたのである
どうでしょう?
編集者に加えて装丁も担当である
一瞬だけグラフィック・デザイナーになったのかな?