2014年6月15日日曜日

アメリカンなこぶしが嫌い

演歌のこぶしは違和感がない
でもあのソウル・ミュージックの影響なんだか何だか
コロコロとこぶしを回して歌うのが大っ嫌いである
いわゆる“鼻につく”というやつである

上手い下手の問題ではないのだ

技術的にはスゴいのかもしれない
いやもしかすると本場のシンガーを凌駕していたとしても
やっぱりマネはマネなのである
っていうか
本人気持ち良いんだろうなぁ以外に
何も伝わって来ないのである

あとあれもヤダな

「〜が」を「〜ぐぁ」みたいに発音するやつ
「あなたが〜」じゃなくて「あなたぐぁ〜」っていうの
日本語が汚く感じるから
「ぐぁ〜」じゃなく「んが〜」だろっていうのとは
ちょっと違うのである

これまた英語訛りの日本語をワザと使っている風なところが

ムシズが走るほど嫌なのである
あぁ自分に酔ってるんだって引くだけで
上手いともカッコイイとも全然思わない
むしろ曲が良かったりすると超残念である

桑田佳祐ぐらい確信犯なら問題ないのだ

それに彼の場合はどうだ上手いだろって感じが無いのだ
これはすごいことだと思う
だって同じようにイヤラシさなく「ぐぁ〜」って歌おうとすると
それはもう桑田佳祐のモノマネにしかならないのだから