2014年3月16日日曜日

「窓に明かりがともる時」赤い鳥


赤い鳥の名盤「美しい星」(1973)で知った名曲
ほぼリアルタイムで聴いていたから中学生の時である
もしかすると最初に買ったLPレコードだったかもしれない
 
とても“大人の恋愛”を感じた曲で
おぼろげながら自分の人生の先に待っている幸せとは
こういうものかもしれないと思ったような…
 
今聴くと“青い”夢にも聴こえるけど
でもここに歌われているような関係とか情景と
感情とかへの憧れは今も強いのである
 
二人の女性にユニゾンでメロディーを歌わせ
男性がハーモニーを付けるというコンセプトで
赤い鳥は始まったと言われるが
この曲に関しては山本潤子(当時は新居潤子)が
その安定した美しい声で切々と(でもベタベタせずに)歌うのが
また心に沁みるのである

今聴いてもとっても新鮮
切なくて悲しくて愛おしくて元気になる